本は物である―装丁という仕事
著者 桂川 潤
本は物である―装丁という仕事 epubダウンロード無料 - この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、以下に参考のために本は物である―装丁という仕事の詳細に関する情報を示します。 素晴らしいナレーションで。 本は物である―装丁という仕事は今年人気のある本の1つです。 これには242ページページが含まれており、単行本形式で利用できます。 この本は、その3.5の評価と、約1のユーザーレビューを得て、非常に驚きました。 ですから、この本を読み終えた後は、読者にこの素晴らしい本を過小評価しないことをお勧めします。 本は物である―装丁という仕事 をリーディングリストとして使用する必要があります。そうしないと、人生でまだ読んでいないので残念です。 これは、この書籍を市場または別の書籍販売者で検索するために使用できる書籍の識別子です。isbn:4788512106、ean:4788512106またはasin:asin。
本のタイトル : 本は物である―装丁という仕事
平均的な顧客フィードバック : 3.5 5つ星のうち 1 カスタマーレビュー
ファイル名 : 本は物である-装丁という仕事.pdf
ファイルサイズ : 22.43 MB
以下は、本は物である―装丁という仕事に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
平均的な顧客フィードバック : 3.5 5つ星のうち 1 カスタマーレビュー
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電子書籍化元年と言われる現在、書物が本来持っている<物>としての属性を見直し、電子書籍化への移行で失われるかもしれない物作り文化としての本作りを、最前線で見つめ直したタイムリーな良書。全体の構成は、まず総論、続いて各論という正攻法の組み立てだ。第1章は装丁概論、装丁とは何かから始まって、戦後日本のブックデザインの歴史を振り返り、装丁の要素である編集・デザイン・タイポグラフィに触れ、電子書籍にまで一気に話をもってゆく。少ないページ数で簡潔に基本的知識をまとめてある。文章は明快、記述が具体的でしかも情報の整理が行き届いていて、装丁の世界の概観がスッキリと視野に入ってくる。第2章がいきなりこの本のハイライト、電子書籍化の過程で失われるかもしれない書物の<物>としての側面を、製造現場から見つめ直してみようという着眼が良い。この章全体が本作りの現場からのルポ、実務にかかわる者しか立ち入ることが許されない第三者の出入りが困難な世界だから、本好きなら一度は覗いて見たい世界だろう。取材を進めてゆくと、印刷の現場では「紙は生き物」機械的に扱うわけにゆかないという言葉に出会い、カラー印刷工程でも似たような言葉を職人の口から聞かされる。高品質な本作りでは、如何に装置を現代化しても、紙やインクという物を扱う職人の腕が重視されるのはどこも同じ。熟練が必要な職場ほどデジタル化の進行で、次第に仕事量が減るという厳しい事実に遭遇している。本作りの貴重な技が、困難な課題を抱えている現実が浮かび上がる。進行するデジタル化の波に対比されて、<物>が本来持っている質感と無限の階調の豊かさが、製造工程に即して丁寧に捉え返されている。この章だけでも読む値打ちがある。第3章には、学生時代からプロの装丁家になるまでの紆余曲折の思い出、4章では装丁家として出会った印象深い人物8人を取りあげ、仕事を進めてゆく過程での忘れがたいエピソードを、本作りを通して紹介してゆく。装丁者とは、こんなに深い思い入れを持って仕事をするものなのかと、その真摯な仕事ぶりに感銘を受けた。最後の第5章、心情的にはこの部分が一番グッときた。作者と装丁者が深いところで心を通わせ合いながら作り上げる一冊の本、生きる証として本を読み本を作る心打たれるエピソードなどなど、電子書籍で果たしてこんなことが可能だろうかと気がかりになるようななかなか良い話が並び、しみじみとさせられた。本の装丁では先陣切ってPCを使い、スピード感の乏しいアナログ時代の仕事を追い越し、自在に仕事をこなしてきた著者が、今現在、電子書籍化の波に遭遇して、書物の身体性とデジタル化の記号性の狭間で、両極に引き裂かれ逡巡している姿が印象的だった。全体を通して記述は明晰、リズム感のある文章が淀みなく流れ、気持ち良いテキストで綴られていることも付記しておこう。本が好きで、本の過去未来に関心を持っておられる多くの方に是非この本をお勧めしたい。
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